「ウーマン・イン・モーション」がKYOTOGRAPHIE 2024を支援

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ケリング・グループ

「ウーマン・イン・モーション」がKYOTOGRAPHIE 2024を支援

ケリングは、芸術や文化の分野で活躍する女性の才能に光を当てることを目的として設立された「ウーマン・イン・モーション」の活動を通じて、第12回KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭とのパートナーシップにより4月13日から5月12日まで京都市京セラ美術館で開催される川内倫子と潮田登久子の対話的な展覧会「From Our Windows」を支援します。

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KYOTOGRAPHIE2024のテーマは「Source」

高い評価を得ている写真家のみならず新進気鋭の才能が一堂に会す国際的な写真祭であるKYOTOGRAPHIEを、「ウーマン・イン・モーション」は2021年より支援しています。
今年で12回目を迎えるKYOTOGRAPHIE2024は、すべてのものの起源であり、初めであり、始まりでもある源「Source」をテーマに、原点への回帰と未来への歩みとの狭間で揺れ動きながら、13の展覧会を通して新たなる未来を探っていく。
2023年以来、ケリングとKYOTOGRAPHIEは、世代の異なる二人の日本人女性写真家による対話的な展覧会を開催しています。第一回目となった2023年の石内都と頭山ゆう紀に続き、今年は世界的にも活躍を遂げる川内倫子が1940年生まれの日本人写真家、潮田登久子を選び、「From Our Windows」と題した展覧会を開催します。


 
展覧会について
本展は、日本国内のみならず国際的にも活躍を遂げる写真家 川内倫子と1940年に生まれ75年以降フリーランス写真家として日本写真協会賞作家賞など写真界の名だたる賞を受賞している潮田登久子による対話的な二人展となります。川内は「Cui Cui」「as it is」、潮田は「冷蔵庫/ICEBOX」「マイハズバンド」、それぞれ2つのシリーズから作品を展示します。いずれも家族や子どもなどが被写体として共通していますが、世代の異なる二人の作家それぞれの視点やアプローチを感じることができます。

川内倫子

1972年、滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2023年にソニーワールドフォトグラフィーアワードのOutstanding Contribution to Photography(特別功労賞)を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011)、『あめつち』(2013)、『Halo』(2017)など。近刊に写真集『やまなみ』(2022)『いまここ』(2023、谷川俊太郎との共著)がある。2022-2023年に東京オペラシティ アートギャラリーと滋賀県立美術館で個展「川内倫子:M/E--球体の上 無限の連なり」を開催した。

 

Untitled, from the series "as it is" ©Rinko Kawauchi

Untitled, from the series "Cui Cui" ©Rinko Kawauchi

Untitled, from the series "Cui Cui" ©Rinko Kawauchi

潮田登久子

東京都生まれ。1963年、桑沢デザイン研究所リビングデザイン研究科写真専攻卒業。同研究所で写真家・石元泰博、大辻清司の指導を受け、写真家の道に進む。1966年から1978年まで桑沢デザイン研究所及び東京造形大学で写真の講師を務める。1975年頃よりフリーランスの写真家。代表作にさまざまな家庭の冷蔵庫を撮影した「冷蔵庫/ICEBOX」、書架に在る書籍を主題とした「本の景色/BIBLIOTHECA」などがある。2018年に土門拳賞、日本写真協会作家賞、東川賞国内作家賞、2019年に桑沢特別賞受賞。2022年、写真集『マイハズバンド』がParis Photo–Aperture PhotoBook Awards、審査員特別賞受賞。

From the series "My Husband" ©Tokuko Ushioda, Courtesy PGI


 

From the series "ICE BOX" ©Tokuko Ushioda, Courtesy PGI

From the series "ICE BOX" ©Tokuko Ushioda, Courtesy PGI

開催概要


4月13日から5月12日まで京都市京セラ美術館にて開催

 

「ウーマン・イン・モーション」とKYOTOGRAPHIEについて


2015年、ケリングは映画界の女性に光を当てることを目的に、カンヌ国際映画祭にて「ウーマン・イン・モーション」を立ち上げました。日本においては2017年に初めて開催をし、河瀨直美監督のトークや映画祭とのパートナーシップを通じて活動をしてきました。また、映画界に限ることなく、「ウーマン・イン・モーション」は写真を始めとする他の芸術分野にもその取り組みを広げました。

 

2019年にアルル国際写真祭とのパートナーシップを発表し、日本では、2021年のKYOTOGRAPHIEにて、ヨーロッパ写真美術館(MEP)がキュレーションを担当した「MEP Studio(ヨーロッパ写真美術館)による5人の女性アーティスト展 ‐ フランスにおける写真と映像の新たな見地」、2022年に10名の日本人女性写真家の展覧会「10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭」、2023年にA dialogue between Ishiuchi Miyako and Yuhki Touyama 「透視する窓辺」展を支援しました。