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「ケリングの支援により、フランスの国の遺産として大きな重要性を持つとされるオブジェが、パリのエコール・デ・ボザール(国立高等美術学校)コレクションの仲間入りを果たすこととなり、大変嬉しく思っています。これには、フランスの芸術遺産や文化遺産を守っていく活動をより充実させ、促進していくことへの私たちのコミットメントが反映されています。このことからも、歴史的建造物である私たちの社屋で、ピノーコレクションと共にこの国の宝がヨーロッパ文化遺産の日に一般公開されることを願っていました」
ケリング会長兼CEO フランソワ=アンリ・ピノー
フランスにあるこの“国宝”を守って欲しいとフランス文化・通信省からの依頼を受け、ケリングが支援を行ったことにより、フランス国宝諮問委員会が「遺産として大きな重要性を持つオブジェ」と分類しているエロイーズとアベラールの聖遺物箱がパリにあるエコール・デ・ボザール(国立高等美術学校)コレクションの仲間入りを果たすことになります。
エロイーズとアベラールのストーリーは、中世の悲劇的な叶わぬ恋の物語です。エロイーズは当時最も教養のある女性のひとりであり、アベラールは彼女の教師であり、聖職者、神学者としても名を馳せていました。極めて自由なふたりはその愛を諦め、社会から身を引き、互いに遠く離れ禁欲的な生き方をするよう迫られます。ふたりが連絡を取り合う唯一の手段は、
情熱的で今や伝説となっている手紙のやり取りだけでした。それは、社会のルールに縛られるものとは対照的な環境の中で生きたふたりの人生が交差し合った感動的な証拠となりまた。ロミオとジュリエットのようなふたりは実在の人物だったのです。
18世紀のロマンティックな作家たちが、愛し合うふたりの物語が永遠のインスピレーションの源だと謳ったことにより、ふたりの人気は高まり、パリのふたりの墓石はヨーロッパ中の恋人たちの巡礼の地となりました。偉大な中世研究家であり、歴史家でもあったアレクサンドル・レノアは、文化的遺産を後世に残す重要性を説いたひとりであり、後にパリのエコール・デ・ボザール(国立高等美術学校)となるフランス記念碑博物館の設立者でもありました。彼は、エロイーズとアベラールの人生につながる遺物や文書が詰まったこの聖遺物箱を組み立て、ふたりが常に再会できるようにしたのです。
ケリングの支援により、この聖遺物箱はあるべき場所へと戻ります。当初からのプライベートコレクションの一部として、2018年ヨーロッパ文化遺産の日に初めて一般公開されます。
ケリングについて
グローバル・ラグジュアリー・グループであるケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を 扱う、選び抜かれたラグジュアリーブランドを擁しています。グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ユリス・ナルダン、ジラール・ペルゴ、ケリング アイウェア。シグネチャーである、«empowering imaginationイマジネーションをその先へ»のとおり、ケリングは想像力を伸ばし、明日のラグジュアリーを創造することで、ブランドがその可能性を最もサステナブルな方法で実現するよう後押ししています。2017年には108.23億ユーロの収入を達成し、グループ社員の数は年度末時点で29,000人に上ります。
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