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ケリングが主催したオフィシャル・ディナーでは、イザベル・ユペールに本年の’Women in Motion’アワードが、 またマイサルーン・ハムード監督にヤング・タレント・アワードが贈呈されました。 同ディナーには、ユマ・サーマン、ジェシカ・チャステイン、カトリーヌ・ドヌーヴらを含む200名のゲストが集いました。
‘Women in Motion’は全ての会を通して 300 名以上の聴衆を迎え、ロビン・ライト、イザベル・ユペール、 楊洋(ヤン・ヤン)、サルマ・ハエック=ピノー、コスタ=ガヴラス監督、カウテール・ベン・ハニア、ダイアン・クルーガーらが、 映画界においての女性の役割について議論しました。ゲストスピーカーであるダイアン・クルーガーは、 ファティ・アキン監督の『In the fade』で、第 70 回カンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞しました。
今 年 も ま た 、 カ ン ヌ 映 画 祭 で の 定 位 置 を 確 保 し つ つ あ る ’Women in Motion’ ト ー ク の 開 催 の た め 、 マジェスティック・ホテルの 7 階にあるケリング・スイートを、映画およびメディア界の 300 名以上もの聴衆に開放 しました。
今シーズンは、クレア・アンダーウッドとのドラマ、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』での共演で知られる、女優のロビン・ ラ イ ト を最初のゲス トス ピーカー と して迎え 、同氏は初めてカ メラの後で語 りま した。女性と男性の格差は 映画上に残っていますが、これから、特に若い世代へ、映画業界の専門的ポジションを彼らに与え続けるよう協力を 依頼し、女性の映画制作者を守っていくことが大切だ、と、ロビン・ライトは述べています。「若い世代の彼らに、自分 自身を表現し続けるよう励ます事が重要です。フェミニズムとは、平等を意味します:平等な賃金と、平等な労働。 こういった環境へと変化する時期に来ているのに、大半の意思決定者と映画界の経理担当者は男性です。この主題 について、私たちは新しい世代に向けて変化をしていかなければなりません」
国際的なアイコンであるイザベル・ユペールが出演した2つの映画は、映画祭のオフィシャル・セレクションでも並行し 競い合い、まさに映画界における女性の地位を表す形となりました。彼女は世界中の女性にインスピレーションを与え、また スクリーン内外で、女性が果たしている主要な役割を注意深く見てきました。例えば、アメリカでは、「スタジオを運営し、勇気が あり、非常に企業心のある意欲的な女性たち」も存在しています。彼女たちに用意された王道はないものの、「横道を歩かざるを 得ない事で女性たちは更なる自由を手に入れることができる」のです。
2 日後、俳優である楊洋(ヤン・ヤン)は、女性の感情に対する繊細な演技や、出演する映画を中心に語りました。このトークの 中で楊洋(ヤン・ヤン)は、’Women in Motion’のようなイベントに参加することは、「もっと多くの人々に女性の権利と利益を 尊重するよう訴え、このポジティブなエナジーを多くの人々に広められる」という特権を与えられていると語りました。
イベン ト期間第2週目 、’Women in Motion’ は 、ケ リング財団の役員であ り 、女優 、 そ して プロデューサーで もあ る サルマ・ハエック=ピノー、映画監督であり、シネマテーク・フランセーズの代表でもあるコスタ=ガヴラス監督、そして、 『Un Certain Regard ある視点』の若手映画監督、カウテール・ベン・ハニア監督を迎えました。コスタ=ガヴラス監督は、 女性は、女性としての扱いに格差を感じているだけでなく、カメラを通じ、“第二種階級”とみなされる現状があることを証言し、 「給料水準を見ても、映画制作者としての力を発揮する場を見ても、異なる扱いを受けている」と述べました。ケリング財団が 主催し、女性に対する暴力を中心としたこのトークは、「この映画を、女性の正義と勇気の視点から、真実に沿って作りたかった」 というカウテール・ベン・ハニア監督からの強い支持がありました。「ダビデとゴリアテのようなもの、つまり、それは、多数派として 君臨する襲撃者を起訴す るのがとても難 しいか らです」 「それは2度目の レ イプを受けるよ うな ものなのです! 」と サルマ・ハエック=ピノーは言います。戦い続ける必要のある「世界中の被害者を取り巻くこの暴力が、再び“当たり前”という 言葉に結びつくことはないように」と、勇気を認めます。そして特に、映画を通じ、「聴衆を生み出し、態度を変える機会を 与えたいのです」
3 人目の’Women in Motion’トークは、女優のダイアン・クルーガーを迎え、彼女の前向きな発言の後、イベントが終演しました。 彼女は、ファティ・アキン監督の最新映画『In the fade』で、最愛の夫と息子を失う役を見事演じ、最優秀女優賞を受賞 しました:「声をあげる人数が一定の水準を満たすことがまだ非常に難しくても、自分たちの場所を見つけ、実行し、訴えて いかなくてはなりません。例えば、女優が俳優と同じ給料を支払うよう要求するとかね!」女性の地位を獲得する方法として 最善の道は、「男性のキャラクターの周りに配置されるのではなく、女性のキャラクターを中心に役回りを考えてもらうこと」と 話しました。
2017年5月21日の日曜日、伝統となりつつある‘Women in Motion’アワードのオフィシャル・ディナーが、カンヌのPlace de la Castreで行われました。同会場では、フランソワ=アンリ・ピノー ケリング会長兼CEO、ピエール・レスキュール カンヌ国際 映画祭会長、ティエリー・フレモー同映画祭総代表が、創造的な大胆さやキャリア、そして彼女の能力が、新世代の才能を 刺激するとして、イザベル・ユペールに‘Women in Motion’アワードを贈呈しました。また、‘Women in Motion’ヤング・タレント・ アワードの受賞者として、イザベル・ユペールは、テルアビブ在住のパレスチナ人の女性3名の日常生活や、欲望と独立、また その家族の伝統を描いた初の長編映画『In Between(Bar Bahar)』を製作した、若手映画監督であるマイサルーン・ ハムード を賞賛しました。
200名のゲストの中には、ユマ・サーマン、ジェシカ・チャステイン、サルマ・ハエック=ピノー、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ ユペール、クラウディア・カルディナーレ、リヴ・ウルマン、ジュリエット・ビノシュ、マリーナ・フォイス、サンドリーヌ・ キベルラン、 シャルロット・ゲンズブール、レティシア・カスタ、ヴァレリア・ゴリノ、エロディ・ブシェーズ、ベアトリス・ダル、ドミニク・ ブラン、 アニエス・ジャウィ、クリス・リー、クロティルド・クロー、シャルロット・カシラギなどや、俳優のマッツ・ミケルセン、レダ・カテブ、 イヴァン・アタル、クリストファー・トンプソン、ディエゴ・ルナ、そして楊洋(ヤン・ヤン)も出席しました。
ケリングとカンヌ映画祭はまた、ミュージシャンのミシェル・ルグラン、アニネス・ヴァルダ監督、クレール・ドニ監督、パオロ・ ソレンティーノ監督、トニー・マーシャル監督、コスタ=ガヴラス監督、ニコール・ガルシア監督、エリック・ラルティゴ監督、 ヴァレリー・ドンゼッリ監督、ジェリー・シャッツバーグ監督、マーレン・アーデ監督、 シュロミ・エルカベッツ監督を迎え、更に、 トーマ・バンガルテルとマイケル・バーカー、ファッションデザイナーのアンソニー・ ヴァカレロとジャン=ポール・ゴルチエ、また、 モデルのコウカ・ウェブとアンジャ・ルービックもゲストとして招待しています。
‘Women in Motion’では、女性に注目し、ハイライトを当てる活動を今年も行っていきます。6月17日、カンヌ映画祭の公式 コンペティションに参加した河瀬直美監督を迎え、エル・ジャパン主催の’Women in Society’イベントの一環として、東京・渋谷 にて、新しいトークイベントが開催されます。‘Women in Motion’の存在は、5月9日に発表されたUniFranceとの2年間の パートナーシップにより強化され、‘Women in Motion’は今後も国際イベントのプログラムに更に参加していく予定です。
‘Women in Motion’の全3回に亘るニュースの詳細はこちらから
‘Women in Motion’について
Women in Motion’プログラムは、映画産業のスクリーン上、また制作者側における女性の地位をめぐる議論を活発化させ、その動きを反映 す る よ う に 促 す こ と を 目 的 と し て い ま す 。 ケ リ ン グ と カ ン ヌ 映 画 祭 の パ ー ト ナ ー シ ッ プ の 一 環 と し て 2015 年 5 月 に 発足 し た ‘Women in Motion’は 、現在 カ ン ヌ映画祭 の公式 プ ロ グ ラム に欠かせな い も の に な っ て い ます 。 プ ロ グ ラムは大 き く トークとアワードの二つの要素にて構成されます。トークは、一人または複数のゲストが参加して映画祭期間中に行う一連のオープン形式の インタビューで、映画産業における女性に関する諸問題について検討し、意見を交換するプラットフォームを 提供します。‘Women in Motion’ アワードは、カンヌ映画祭の「プレジデンシャル・ディナー」の席で、毎年、象徴的な活躍を見せた人物と、前途有望な才能をもつ人物に授与 されます。後者には、映画プロジェクトのための制作資金も授与されます。
ケリングについて
ケリングはグッチ、ボッテガ・ヴェネタ、サンローラン、アレキサンダー・マックイーン、バレンシアガ、ブリオーニ、クリストファー・ケイン、McQ、 ステラ マッカートニー、トーマス・マイヤー、ブシュロン、ドド、ジラール・ペルゴ、ポメラート、キーリン、ユリス・ナルダンといった、ファッション、 レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱う選び抜かれたラグジュアリーブランドを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。ケリングは またスポーツ&ライフスタイル・ブランドであるプーマ、ボルコム、コブラも展開しています。シグネチャーで ある、«empowering imagination イマジネーションをその先へ»のとおり、ケリングは想像力を伸ばしていくことで、ブランドがその可能性を最もサステイナブルな方法で実現するよう 後押ししています。120 以上の国でビジネスを展開、2016 年には 123.85 億ユーロの収入を達成し、グループ社員の数は年度末時点で 40,000 人に上ります。ケリングは ユーロネクスト・パリに上場しています(FR 0000121485, KER.PA, KER.FP)。
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