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8月24日-26日にビアリッツで開催されるG7サミットに先立ち、フランス大統領エマニュエル・マクロンは、ブリュノ・ル・メール経済・財務大臣とブリュヌ・ポワルソン環境連帯移行副大臣と共に、「ファッション協定」を発動したファッションとテキスタイル関連企業32社の代表をエリゼ宮殿に招待しました。
なお、2019年4月、G7サミットに先立ち、マクロン大統領は、ケリング会長兼CEOを務めるフランソワ=アンリ・ピノーに、ファッションとテキスタイル関連のトップ企業を集め、彼らの業界が環境に与える影響を削減するために実践的な目標を設定するというミッションを与えました。
ファッションとテキスタイル業界の主要企業32社が「ファッション協定」という形で共通の目標を設けるというのは、実現した連携の規模や重要性を考慮すると、歴史的にも非常に意義ある動きであります。この連携には、ラグジュアリー、ファッション、スポーツ、ライフスタイルのグループやブランドを始め、サプライヤーや小売業者も参加しています。これらのグループやブランドはどれも、すでに各業界における環境戦略に独自に取り組んで
います。
現時点での参加企業(英語表記アルファベット順)
ADIDAS, BESTSELLER, BURBERRY, CAPRI HOLDINGS LIMITED, CARREFOUR, CHANEL, ERMENEGILDO ZEGNA, EVERYBODY & EVERYONE, FASHION3, FUNG GROUP, GALERIESLAFAYETTE, GAP Inc., GIORGIO ARMANI, H&M GROUP, HERMES, INDITEX, KARL LAGERFELD,KERING, LA REDOUTE, MATCHESFASHION.COM, MONCLER, NIKE, NORDSTROM, PRADA, PUMA, PVH Corp., RALPH LAUREN, RUYI, SALVATORE FERRAGAMO, SELFRIDGES GROUP, STELLA MCCARTNEY, TAPESTRY.
「ファッション協定」の目的は、科学的根拠に基づく目標(SBT )を設けた活動を活用し、地球を守るために欠かせない3つの分野に焦点を当てています。
• 地球温暖化の阻止:現在から2100年までの間に気温上昇を1.5度未満に保つため、2050年までに温室効果ガス排出量ゼロを達成するアクションプランを作成し、実践する。
• 生物多様性の復元:SBTを活用した目標を達成し、自然の生態系を復元して種を保護する。
• 海洋の保護:使い捨てプラスチックの使用を段階的に廃止するなど、実践的な施策を通じファッション産業が世界の海洋へ与える悪影響を削減する。
これらの取り組みは、イノベーション・アクセラレータの活用のみならず、協定に参加するすべての企業によって受け入れられ、また業界の枠を越えた自発的な動きによって支えられるべく設計されています。
国家とともに働く民間企業には、地球を守るために活動するという重要な役割があります。「ファッション協定」により、ファッションとテキスタイル業界の主要企業が初めて力を合わせ、前例のない活動に乗り出します。もとより協力を目的に設立されたファッション協定は、ファッションとテキスタイル関連業界の慣習を根本から変え、今世紀我々が直面する環境問題に一緒に立ち向かいたいと考える全ての企業を歓迎しています。
お問い合わせ先
プレス関連
Emilie Gargatte +33 (0)1 45 64 61 20 emilie.gargatte@kering.com
Emmanuelle Picard-Deyme +33 (0)1 45 64 61 87 emmanuelle.picard-deyme@kering.com
日本でのお問い合わせ先
株式会社 ケリング ジャパン コミュニケーション&メディア
産形 利恵 03 3486 2157 rie.ubukata@kering.com
田村 絵李 03 3486 2249 eri.tamura@kering.com