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ケリングとロンドン芸術大学のロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(LCF)は、世界初のラグジュアリー・ファッションとサステナビリティについての公開アクセス・デジタルコースを開始します。「ファッション&サステナビリティ:変化する世界のラグジュアリー・ファッションを学ぶ」と題したこのコースは、よりサステナブルな慣行の普及を促進するために、ラグジュアリーとファッションの分野におけるサステナビリティの教育を強化することを目的としています。
Press release 20.02.20182/5このコースはLCFの研究者とケリングのサステナビリティ専門チームによって共同開発され、「ファッションにおいてサステナビリティが重要な理由」、「変化する世界に合わせたサステナビリティのコンテキスト化」、「ラグジュアリー・ファッションのためのサステナビリティ」、「情報に基づく意思決定」などの6つの主要モジュールを基に構成されています。映画やポッドキャスト、アクティビティ、ディスカッションを組み合わせた授業では、サステナビリティの理論的な側面だけでなく、ラグジュアリーファッションブランドがサステナビリティを取り入れる際に直面する実際のビジネスケースもカバーしています。コースは6週間に亘る合計18時間の授業が含まれ、生徒たちはモバイル機器やタブレット、デスクトップ対応のプラットフォームを利用して、空いた時間を使ってコースを修了することができます。
こちらのリンクからコースの申し込みをすることができ、初回の6週間版コースは4月9日から開始されます。将来の人材やデザイナー、ラグジュアリー・ファッションのプロフェッショナル、そしてファッションに関心を持つ一般の人々の教育という明確な目標のもと、コースは誰でも受講することができます。
プラットフォームの展開の一環として、業界のプロフェッショナルや将来の人材にサステナブルな慣行がますます普及されるように、LCFとケリングはBFC(英国ファッション協会)と連携してプロジェクトを進めています。サステナビリティに関する知識を広げたいクリエイティブデザイナーやラグジュアリー・ファッションのプロフェッショナルたちとの関連性を最大限に高めるため、BFCの協力のもと、英国の若手デザイナーたちが現在プラットフォームのプレビューを行っています。
ロンドンファッションウィークで行われた、BFCによるイベントでのコースの発表に関する代表者からのコメントをご紹介します。
ケリング会長兼CEO、フランソワ=アンリ・ピノー:「ケリングでは、ラグジュアリー・ファッション業界のサステナビリティとイノベーションへの転換は、資源に限りのあるこの世界において必要なことというだけでなく、絶好のビジネスチャンスであるとも考えています。当社ではサステナビリティ戦略2025を通じて、メゾンと積極的に連携して未来を見据えたラグジュアリーを創り出していますが、業界においても専門知識を共有し、次世代への教育に携わることによって、ラグジュアリー・ファッションの発展に貢献したいと考えています。本日、ケリングとロンドン・カレッジ・オブ・ファッションとのパートナーシップが新しい一歩を踏み出し、サステナブルなラグジュアリー・ファッションのトピックでのこの世界初の公開アクセス・デジタルコースによって、教室の壁を超えた教育を実現できたことを誇りに思います」
UAL ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション学長、フランセス・コーナー教授:「1年間の準備、そしてUAL・ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションのサステナブル・ファッション・センターや、ケリングのサステナビリティ・チームの専門知識とリーダーシップを総動員した研究、教育、実践に基づいて、高等教育とファッション業界から開発されたこの世界初のラグジュアリー・ファッションのオンラインコースを皆様にお披露目できることを、大変喜ばしく思います。これは、知識の”オープンソース化”に対するこの業界の願望とコミットメントの表れでもあり、非常に重要な出来事だと思います。コラボレーションと経験の共有をもってはじめて、我々はこの先にある大きな課題と向き合うことができます。サステナビリティのことを考えると、時に圧倒されてしまったり、この業界でそれが何を意味するのか、確信が持てなくなったりすることもよくあります。万能なひとつのソリューションは存在しないため、無力に感じてしまうこともあるでしょう。しかし、このコースは、ファッション業界でのプロを目指す人にも、すでに業界で働いている人にも同様に力を与え、自身を変革するためのマニフェストを作る手助けとなります」
英国ファッション協会最高責任者、キャロライン・ラッシュ:「2018年のロンドンファッションウィークでは、ポジティブファッションが大きなテーマとなっています。これはつまり、多様性やサステナビリティ、オープン性を促進し、世界規模でのポジティブな変化を促進するためのプラットフォームとしてファッションが活用されるように後押しする、新しい試みです。ですから、ケリングとLCFのサステナビリティに特化した新しい公開アクセス・デジタルコースについて、本日この場で発表できたことを、本当に喜ばしく思います。毎シーズン、ロンドンファッションウィークでは、サステナビリティの原則を事業に取り入れているデザイナーブランドが増えているのがわかります。そしてそのような取り組みが、この業界でのポジティブな変化を促進し、貢献へとつながっています」
LCF x ケリングのMOOCに今すぐ登録:
www.FutureLearn.com/courses/Fashion-And-Sustainability
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ケリングについて
グローバル・ラグジュアリー・グループであるケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱うラグジュアリーブランドとして選び抜かれたラグジュアリーブランドを擁しています。グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、アレキサンダー・マックイーン、バレンシアガ、ブリオーニ、クリストファー・ケイン、McQ、ステラマッカートニー、トーマス・マイヤー、ブシュロン、ドド、ジラール・ペルゴ、ポメラート、キーリン、ユリス・ナルダン。ケリングはまたスポーツ&ライフスタイルブランドであるプーマ、ボルコム、コブラも展開しています。シグネチャーである、«empowering imaginationイマジネーションをその先へ»のとおり、ケリングは想像力を伸ばしていくことで、ブランドがその可能性を最もサステナブルな方法で実現するよう後押ししています。120以上の国でビジネスを展開、2016年には123.85億ユーロの収入を達成し、グループ社員の数は年度末時点で40,000人に上ります。ケリングはユーロネクスト・パリに上場しています。(FR 0000121485, KER.PA, KER.FP)
ロンドン・ファッション・オブ・カレッジの紹介:ファッションを通じて人生を形作る
UALのロンドン・ファッション・オブ・カレッジは、ファッションデザイン、メディア、ビジネス教育の分野における世界的リーダーとして研究分野では、科学、エンジニアリング、テクノロジーとファッションを融合させて限界を押し広げ、事業分野ではトップブランドと提携し、新規事業の立ち上げを支援しています。ファッションのあらゆる側面のコースを提供しながら、クリエイティブな人材を1世紀以上にわたって育成しています。すべての科目において、“過去”を分析して“現在”に挑むこと、そして社会的、政治的な議題に挑戦する独創的で個性あるアイディアを持つことを奨励しています。このような教育を通じて、アイディアを実践に移すための技能と機会、そして何よりも自由が与えられます。
LCFは、ファッションという垣根を超えた視点を持つことで、ファッションを前進させています。また、当校ではファッション業界でのトップクラスのハイストリート・ファッションやラグジュアリー・ファッションのブランド、メーカーと提携しています。LCFの卒業生の中には、ジミー・チュウOBE、ソフィア・ウェブスター、JWアンダーソンのような大御所のデザイナーから、期待の新星ライアン・ロー、権威ある実業家で英国ファッション協会元会長のハロルド・ティルマンCBE、そしてファッションジャーナリストのメラニー・リッキーやサラ・ハリスなど、ファッション業界の各方面で重要なポジションに就いている人が数多くいます。
サステナブル・ファッション・センターの紹介
サステナブル・ファッション・センター(CSF)は、ロンドン芸術大学ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションに拠点を置く研究センターで、2007年にディリス・ウィリアムズ教授によって設立されました。ここでは、ファッションを駆動力に変革を推進し、サステナブルな未来を築いて生活方法を改善することに注力している、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションのベター・ライフの精神を追求しています。
英国ファッション協会の紹介
英国ファッション協会(BFC)は、ファッションウィークや展示会、展示イベントを通してブリティッシュ・ファッションを世界に発信し、そのようなプロモーションの調整の役割を担うために1983年に設立されました。BFCは現在、大学レベルから始めたデザイナーを、才能の発掘や事業サポート、ショーケースのスキームなどのさまざまな面でサポートしています。そうすることで、英国のデザイナービジネスが世界的に事業を発展させ、英国のファッションを世界に発信し、英国とロンドンで影響力のある役割を担えるように支援しています。BFCの大学委員会では、財団や学士号・修士号用の奨学金制度、そしてデザインコンテストや大学院プレビューデー
Press release 20.02.20184/5などを通した業界とのつながりを提供し、学生の支援に力を入れています。才能の発掘や事業サポートスキームのこれまでの例としては、BFCファッションフィルム、BFCロックボルト、BFCヘッドニズム、BFC/GQデザイナー・メンズウェア基金、BFC/Vogueデザイナー・ファッション基金、NEWGENなどがあります。また、BFCはBodenのフューチャー・ブリティッシュ・イニチアチブも支援しているほか、BFC Fashion Arts Foundation(BFCファッション・アーツ財団)、BFC Fashion Trust(BFCファッション信託)、BFC Education Foundation(BFC教育財団)などの慈善団体も運営しています。ショーケースのイニシアチブ、イベントの過去の例としては、ロンドンファッションウィーク、ロンドンファッションウィーク・メンズ、ロンドン・ショー・ルームズ、インターナショナル・ファッション・ショーケース、ロンドンファッションウィーク・フェスティバル、そしてファッション界のリーダーを称える年に一度の祭典、ファッション・アワードなどがあります。
編集者への注記
このコースは6週間の期間で行われ、年に複数回開講されます。受講期間中、ユーザーは以下の3時間の各モジュールを1週間に1つずつ、好きな時間に受講します。
• 1週目-ファッションにおいてサステナビリティが重要な理由
• 2週目-変化する世界に合わせたサステナビリティのコンテキスト化
• 3週目-素材の範囲:ラグジュアリー・ファッションのための調達
• 4週目-情報に基づく意思決定:ツールと方法
• 5週目-クリエイティブな可能性
• 6週目-クリエイティブな実現
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産形利恵 +81(0)3 3486.2157 rie.ubukata@kering.com
Kering
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Emer Hallahan +33 (0)1 45 64 63 07 emer.hallahan@kering.com
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