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ケリングは、スタートアップ成長支援の専門部隊であるCIC Instituteのサポートのもと、日本のスタートアップ企業を対象に、ラグジュアリー、ファッション、ビューティ分野における持続可能なイノベーションの加速を目的とした「ケリング・ジェネレーション・アワード」を開催します。アワードの受賞企業上位3社には、包括的なメンターシップとネットワーキングの機会、ファッションとビューティ分野のイノベーションリーダーとの交流を目的としたヨーロッパ研修が授与され、また最優秀企業には、賞金1,000万円が贈られます。
ケリングは、グループにとって持続可能なイノベーション分野における重要な地域の一つである日本にて、「ケリング・ジェネレーション・アワード」を初開催します。本アワードは2018年中国にて発足され、今回は既存のバリューチェーンに挑戦し、社会や環境にポジティブなインパクトをもたらす可能性を秘めた、日本国内の有望なスタートアップ企業やテクノロジーの発掘を目的としています。「サステナブル・ファッション& ビューティ」をメインテーマとし、第1回目は、製品のライフサイクルにおける重要な段階である、「代替原材料」、「製品製造」、「リテール」、「消費者エンゲージメント」の4つのサブテーマに取り組むスタートアップ企業を発掘します。
応募の詳細は3月5日にアワードの専用ウェブページで一般公開され、ピッチング・セッションや審査を経て、一次選考を通過したスタートアップ企業10社が、集中支援コースに参加します。この10社の中から、専門家による審査によって上位3社のファイナリストが選出され、2025年春に開催される「ケリング・ジェネレーション・アワード」授賞式にて発表されます。
本アワードの審査員は、ファッション、ビューティ、ラグジュアリー、アントレプレナーシップ、サステナビリティ、イノベーションの各分野で活躍する業界リーダーで構成されます。審査員には、ラファエラ・コルナッジャ(ケリング ボーテCEO)、マリー゠クレール・ダヴー(ケリング チーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者)、ティエリ・マルティ(ケリング ノースおよびサウスイーストアジア プレジデント)が参加します。また、外部審査員は、専用ウェブページにて近日中に発表されます。
本賞に選出された上位3社には以下の機会が授与されます。
• ケリングのマテリアル・イノベーション・ラボへの訪問を含む、ヨーロッパでの研修
• ケリング・グループのファッションおよびビューティネットワークとのミーティングの機会
• パリで開催される地球の問題解決に取り組むチェンジメーカーが集うサミット「ChangeNOW」への出展機会
• CIC Instituteが共同運営する「環境エネルギー・イノベーション」コミュニティへの「コアメンバー」としての参加
• CIC Tokyoのコワーキングスペースの利用権(3か月間)
また、最優秀賞に選出された企業には、プロジェクト開発のための賞金1,000万円が贈られます。
「『ケリング・ジェネレーション・アワード』を日本で開催するということは、気候変動や自然に対するソリューションに注力する、先見性のあるスタートアップ企業を支援するという我々のミッションにおいて、エキサイティングな次へのステップです。ラグジュアリーおよびファッション業界が抱えるサステナビリティの最重要課題の多くに対処するためには、画期的なソリューションが求められています。ケリングは、ファッション、ビューティ、テクノロジー、イノベーションが交わる、地域の有望な若手起業家たちを支援することが、サステナビリティの変革につながると確信しています」
マリー゠クレール・ダヴー(ケリング チーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者)
「この度、日本で初めて開催される『ケリング・ジェネレーション・アワード』の企画および運営に、CIC Instituteが参画させて頂くことを大変光栄に思います。CIC Instituteは特に環境領域において、多数のスタートアップ支援プログラムやコミュニティ形成に注力してきました。今回のケリングとの取り組みは、我々の環境領域のスタートアップ育成や支援に対する想いや価値観を共有する素晴らしい機会です。また、グローバルに多くのラグジュアリーブランドを展開するケリングが日本で本アワードを開催することで、国内のイノベーション創出がより加速する事を期待しています」
梅澤高明(CIC Japan会長)
本アワードへの応募に関する詳しい情報は、以下の「ケリング・ジェネレーション・アワード」専用ウェブページにてご確認ください。
URL: https://jp.cic.com/cic-kering_generation_award/
ケリングのサステナビリティ戦略:Crafting Tomorrow’s Luxury
サステナビリティは、約15年以上前からケリングの戦略の中心に据えられており、環境とエコロジーの観点から、長期的、本格的かつ真のサステナビリティを約束するものです。ケリングのサステナビリティ戦略は、グループのブランドも組み込み、「ケア」「コラボレート」「クリエイト」という3つの重要な柱にまたがる一連の目標に基づいて進められています。
サステナビリティ戦略「Crafting Tomorrow's Luxury」を発表してから6年を経た2023年3月、ケリングは 「2020-2023 サステナビリティ進捗レポート」を発表しました。環境負荷の総削減目標であるマイナス40%を2021年に4年前倒しで達成したことを含む取り組みの成果が発表されました。また、2021年を基準として、2035年までに温室効果ガスの絶対排出量を40%削減するという新たな目標を発表しました。この目標は、温室効果ガスプロトコルのスコープ1、2、3をカバーしています。
ケリング・ジェネレーション・アワードについて
ケリングは2017年から、グループのサステナビリティ戦略の一環としてグローバル・イノベーション・プラットフォームのPlug and Playと提携し、欧州で「Plug and Play – Fashion for Good」アクセラレーターを立ち上げ、ファッション業界のチェーン全体で革新的なソリューションを発掘すると共に、「代替原材料からリサイクル技術まで」という視点を通じて製品寿命を延ばすといった新しい考え方を追求しています。
ケリングのビジョンである「Crafting Tomorrow’s Luxury(未来のラグジュアリーを創造する)」に従い、2018年12月に中国で発足した「ケリング・ジェネレーション・アワード」は、代替原材料、サプライチェーンのグリーン化、リテールと使用、サーキュラーエコノミーといった分野における課題に取り組み、環境と社会にポジティブな影響をもたらすことができる企業を表彰・支援することを目的としています。
2021年に実施された第2回の同アワードでは、生物多様性とその先に焦点を当て、クリーンな水の確保、健康な土壌の構築、野生動物や動物福祉の支援、ファッションと自然とのつながりに関する知識の啓蒙といった分野で活躍するスタートアップ企業を発掘しました。
2022年12月には、「完全なる循環へ(Coming Full Circle)」をテーマとした第3回「ケリング・ジェネレーション・アワード」の開催を発表し、ファッション業界のあらゆるつながりにおいてサーキュラーエコノミーの完全な発展を推進することを表明しました。授賞式は2023年10月16日に上海で開催されました。
ケリングについて
ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー製品を扱うメゾンおよびケリング アイウエア、ケリング ボーテを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドは、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ジノリ1735。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(“Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。また、2023年には196億ユーロの売上高を達成し、グループ社員の数は年度末時点で49,000人に上ります。
CIC Instituteについて
CIC Instituteとは、イノベーションエコシステム構築や、スタートアップ特にディープテック関連スタートアップの支援における知見を活かし、政府や地方自治体、大学などと連携しグローバルに成功を収めることのできるスタートアップの成長支援や、エコシステム構築業務を担うチームです。CIC Instituteは現在、多くの行政機関や大学関係のプロジェクトを遂行しており、エコシステムの発展やイノベーションを通じた経済発展に貢献をしています。今後も、自治体等の行政機関や民間企業からの高まる需要に合わせ、より多くのプロジェクトを実行し、CIC Tokyoを含むCIC全体と緊密に連携しイノベーション創出を促進する部門として活動していきます。
プレス窓口:
株式会社ケリング ジャパン
コミュニケーション&メディア
産形利恵 rie.ubukata@kering.com
田村絵李 eri.tamura@kering.com
CIC Japan合同会社
広報代理
衣斐・齋藤 cicjp@redhill.asia
「ケリング・ジェネレーション・アワード」お問合せ:
CIC Institute 溝手 cic-k-generation-award@cic.com