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10月29日、ケリングのチーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者のマリー=クレール・ダヴーと、サウジアラビア文化省ファッション委員会のチーフ・エグゼクティブ・オフィサー、ブラク・チャクマクは、サウジアラビアで「ケリング・ジェネレーション・アワード」を開催するためのパートナーシップ契約を締結しました。本アワードは、ファッション業界におけるサステナビリティとイノベーションを推進し、意義のある変化をもたらし、サステナブルなファッションの取り組みをさらに発展させることを目的としています。
2017年より、グループのサステナビリティに関するビジョンである「Crafting Tomorrow’s Luxury(未来のラグジュアリーを創造する)」にインスピレーションを得て、ケリングはファッション、レザーグッズ、ジュエリー、アイウェア、ビューティの分野で有望な変革を生み出すスタートアップ企業やテクノロジーを発掘するため、「ケリング・ジェネレーション・アワード」プログラムを複数の国(中国、日本)で開催してきました。本賞を通じて、ケリングは明確なビジョンを持った才能ある人材を育成するとともに、小売業や卸売業における慣行が環境や社会に与える負荷を最小限に抑えるサステナブルなソリューションを推進するというコミットメントをさらに強化しています。
初開催となるサウジアラビアでのアワードプログラムでは、特に、顧客エンゲージメント、循環型経済、水資源の保護の分野にインパクトをもたらすスタートアップ企業を発掘することを目指しています。ケリングとサウジアラビア・ファッション委員会は、サステナブルな取り組みを推進するとともに、責任ある未来を形作る明確なビジョンを持ったファッション関連のイニシアチブを支援することで、影響力のある変革を後押しすることに努めます。
マリー=クレール・ダヴーは次のようにコメントしています。「私たちは、ラグジュアリーの未来はサステナブルなイノベーションと次世代との関わりによって築かれると固く信じています。私たちが『ケリング・ジェネレーション・アワード』を拡大し、この度、サウジアラビア・ファッション委員会と提携したことは、同国のファッション業界に意義ある変化をもたらすという私たちのコミットメントを反映したものです」
本賞の授賞式は2025年に首都リヤドで開催されます。審査員には、ケリングのチーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者のマリー=クレール・ダヴー、ケリング ミドルイースト&アフリカ プレジデントのミラル・ユセフ、WWDのCEOアマンダ・スミスなど、著名なリーダーが名を連ねています。
ケリング・ジェネレーション・アワードについて
ケリングは2017年から、グループのサステナビリティ戦略の一環としてグローバル・イノベーション・プラットフォームのPlug and Playと提携し、欧州で「Plug and Play – Fashion for Good」アクセラレーターを立ち上げ、ファッション業界のチェーン全体で革新的なソリューションを発掘すると共に、「代替原材料からリサイクル技術まで」という視点を通じて製品寿命を延ばすといった新しい考え方を追求しています。
ケリングのビジョンである「Crafting Tomorrow’s Luxury(未来のラグジュアリーを創造する)」に従い、2018年12月に中国で発足した「ケリング・ジェネレーション・アワード」は、代替原材料、サプライチェーンのグリーン化、リテールと使用、サーキュラーエコノミーといった分野における課題に取り組み、環境と社会にポジティブな影響をもたらすことができる企業を表彰・支援することを目的としています。
2021年に実施された第2回の同アワードでは、生物多様性とその先に焦点を当て、クリーンな水の確保、健康な土壌の構築、野生動物や動物福祉の支援、ファッションと自然とのつながりに関する知識の啓蒙といった分野で活躍するスタートアップ企業を発掘しました。
2022年12月には、「完全なる循環へ(Coming Full Circle)」をテーマとした第3回「ケリング・ジェネレーション・アワード」の開催を発表し、ファッション業界のあらゆるつながりにおいてサーキュラーエコノミーの完全な発展を推進することを表明しました。授賞式は2023年10月16日に上海で開催されました。
ケリングについて
ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー製品を扱うメゾンおよびケリング アイウエア、ケリング ボーテを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドはグッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ジノリ1735。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(“Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。また、 2023年には196億ユーロの売上高を達成し、グループ社員の数は年度末時点で49,000人に上ります。