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ケリングおよびコンサベーション・インターナショナルは、「自然再生基金(Regenerative Fund for Nature)」を 設立し、サプライチェーンにおける原材料の生産に関わる100万ヘクタールの農場および土地を、今後5年間 で再生型農業に変換していくことを目指しています。2025年までに“ネット・ポジティブ(全体でプラスとなる)”な 環境保全を実現するというケリングの取り組みを達成する重要なステップとして、新しい基金による保全事業は、 サプライチェーンの外部にある極めて重要で「代替不可能な」生息地を100万ヘクタールにわたって保護する というケリングの目標に加えて、合計200万ヘクタールの環境再生型農業への変換を目指すことになります。 「自然再生基金」では、農業の変換を発展拡大させる現場の最前線にいる生産者、NGO、および主要投資家 のために助成金を提供します。資金調達の第1回目は、1月28日より申し込みが開始となります。
ケリングおよびコンサベーション・インターナショナルは「自然再生基金」を設立し、気候と自然から多大な影響を 受ける現在の農業から、自然を保全し、気候変動の影響を緩和する再生可能型農業への移行を支援すること を目的としています。この基金は、直接農業従事者をサポートし、再生型農業を推進し、農家の技術レベルに応 じた慣行改善の必要性を認識させ、再生型農業生産を拡大するために、適切な市場メカニズムの活用を確実 に行います。対象となるプロジェクトは、コンサベーション・インターナショナルによる厳密な分析1で認定した17 か国の中から1か国(またはそれ以上)で実施され、ラグジュアリーの中心の原料であるレザー、コットン、ウールおよびカシミアの中から1つ(またはそれ以上)に焦点をあてます。この基金は、ファッションのサプライチェーンに おける再生原料の概念を実証する支援のために設立され、革新的な科学に基づくツールや方法を使用し、ポジ ティブなインパクトを最大限にするプロジェクトを優先します。プロジェクトの進展状況は、自然、気候、地域コミュ ニティの暮らしに目に見える成果が確実にもたらされるようにモニタリングされます。
「ラグジュアリーおよびファッション産業に対して、自然再生原料の量と質を拡大することは、「自然再生基金」の 主な目標の1つです。 原則として、我々は農場レベルで直接変化をもたらすグループの保全活動に資金を提 供し、最終的には100万ヘクタールを自然と調和する農業慣行へ移行させていきます。」と、ケリングのチーフ・ サステナビリティ・オフィサー兼国際機関渉外担当責任者、マリー=クレール・ダヴーは述べます。「産業としての ラグジュアリーおよびファッションは、変化の軸を支え、農業が、気候目標を達成し、生物多様性の損失を食い止めるよう移行していく手助けをします」
「生物多様性は、人間が依存する自然生態系-生活に必要な水、食べ物、着る服-を支えています」と、コンサ ベーション・インターナショナル最高経営責任者サンジャヤン博士は述べています。「人間が生きるために依存し ている自然を保全するというケリングの取り組みは、ファッション産業にとって大きな前進であり、この業界の莫大 な数の人々に影響を与え、ファッションおよびラグジュアリー製品の消費者としての価値を再定義する大きな機 会であることを意味します。私はケリングのリーダーシップを賞賛し、協力して業界を変えていくことを楽しみにして います」
補助金の申請は2021年4月30日金曜日までにご提出ください。申請手続きの詳細についてはこちらをご覧ください。
ケリングについて
ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱うメゾン、およびケリングアイウエアを擁する グローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドはグッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、 バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、 ドド、キーリン、ユリス・ナルダン、 ジラール・ペルゴ。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある 方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能に しています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(“Empowering Imagination”)というケリングの シグネチャーに込められています。また、 2019年には159億ユーロの売上高を達成し、グループ社員の数は 年度末時点で38,000人に上ります。
コンサベーション・インターナショナルについて
コンサベーション・インターナショナルは、環境再生型農業が人々、自然、気候など地球規模の課題にたいする解決法である新たな 時代を推進します。科学、現場での実践、企業や政府との協働など、さまざまパートナーシップにより、コンサベーション・インターナシ ョナルは環境再生型農業のための共通のビジョンを掲げてステークホルダーを調整し、連携を促し実現するためのマルチステーク ホルダー・コラボレーションを展開させます。
プレス窓口
ケリング
Emmanuelle Picard-Deyme emmanuelle.picard-deyme@kering.com
Mich Ahern Sustainability Communication Consultant mich.ahern@gmail.com
コンサベーション・インターナショナル
Jenny Parker McCloskey jparker@conservation.org
日本でのお問い合わせ先
株式会社 ケリング ジャパン コミュニケーション&メディア
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田村 絵李 03 6712 5640 eri.tamura@kering.com
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