ケリングとカンヌ国際映画祭が 2023年「ウーマン・イン・モーション」アワードを 女優のミシェル・ヨーに授与

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    2023年4月06日木曜日

    ケリングとカンヌ国際映画祭が 2023年「ウーマン・イン・モーション」アワードを 女優のミシェル・ヨーに授与

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    ケリング会長兼CEOのフランソワ=アンリ・ピノー、カンヌ国際映画祭会長のイリス・ノブロック、カンヌ国際映画祭ディレクターのティエリー・フレモーは今年、ミシェル・ヨーの傑出したキャリアに敬意を表し、同映画祭のオフィシャルディナーの場にて、「ウーマン・イン・モーション」アワードを授与することを決定しました。「ウーマン・イン・モーション」は2015年にカンヌ映画祭で発足して以来、文化や芸術の分野で活躍する女性のクリエイティビティや貢献、つまり私たちの世界の見方を変革し得る功績に光を当てています。

     

    国際的に有名な、マレーシア生まれの女優・プロデューサーのミシェル・ヨーは、何十年もの間、既成概念を打ち砕き続けてきました。スクリーンの上で、複雑で強い意志を持った女性を演じることで、映画界における年齢や性別に関するステレオタイプに挑戦してきました。映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』での見事な演技で、ゴールデングローブ賞、SAG賞(全米映画俳優組合賞)、アカデミー賞主演女優賞を受賞し、2023年、ミシェル・ヨーは、アジア人女優として初のオスカーの同部門受賞者になりました。

     

    ミシェル・ヨーは、数々の賞を受賞した際、多様性、人種や年齢差別といった重要な問題に触れながら、力強いスピーチを披露しました。 「時代は変わってきていると思います。より多くの人を受け入れることできるようになりました。より多様性を認めるようになりました。私を見てください。この仕事を始めて40年になりますが、ようやく香盤表の一番上になることができました。自分を信じて、信念を持ち、自分の仕事に情熱を持っていれば、あきらめることはないのです」 そして、自身の役柄のいくつかにちなんで、こう付け加えました。 「今夜、私たちはガラスの天井を破りました。カンフーで打ち砕いたのです!私たちは今岐路に立たされています。そして変化はもう始まっています」

     

     

    これまで「ウーマン・イン・モーション」アワードはカンヌの場で数々の功績や貢献を称え、過去の受賞者には、2015年のジェーン・フォンダ、2016年のジーナ・デイビスとスーザン・サランドン、2017年のイザベル・ユペール、2018年のパティ・ジェンキンス、2019年のコン・リー、2021年のサルマ・ハエック、2022年のヴィオラ・デイヴィスが名を連ねます。

     

    「この賞を受賞し、とても感動しています。近年、世間の意識は確実に高まっています。時代が変わりつつあると確信しています。女性が、カメラの前でも後ろにいても、この世界の多様性や複雑さを反映した役を演じ、物語を語り続けるということが重要です」

    ミシェル・ヨー

     

    「ミシェル・ヨーは、その象徴的な役を通して、あらゆるステレオタイプを打ち砕いてきました。カンヌ映画祭とともに、彼女の映画界への多大なる貢献と、次世代の才能を鼓舞する力を称えたいと考え、この度の『ウーマン・イン・モーション』アワードの授与に至ったことは、当然の選択でした」

    フランソワ=アンリ・ピノー、ケリング会長兼CEO

     

    「ケリングとともに、映画界の女性たちを祝福できることを、うれしく、また誇りに思います。過去9年間、『ウーマン・イン・モーション』のおかげで、数えきれないほどの著名人が、私たちが求めている進歩の歩みを強調することを可能にしてきました。ミシェル・ヨーはそのキャリアを通して、間違いなくこの取り組みにおいて最も卓越した人物の一人です」

    イリス・ノブロック、カンヌ国際映画祭会長

     

    「作品に情熱を注ぎ、あらゆる形で業界にその名を刻んできた女優であり、2002年にカンヌ映画祭の審査員として迎えることができたミシェル・ヨーを称えることができ、感激しています。キャリアを通じて、新しい可能性を絶え間なく追求する姿は、世界中の観客にとって彼女のトレードマークになっています。今回の受賞は、まさに彼女の類まれな歴史が得た自然の結果だと言えるでしょう」

    ティエリー・フレモー、カンヌ映画祭ディレクター

     

     

    ミシェル・ヨー

    ミシェル・ヨーは、1990年代の香港アクション映画で有名になり、その後、世界的に高く評価される数多くの大作に出演しています。演じる役はマーシャルアーツの達人からボンドガールまで、70本を超える映画やテレビシリーズに出演しています。アン・リー監督作品『グリーン・ディスティニー』、ロブ・マーシャル監督作品『SAYURI』、ロジャー・スポティスウッド監督作品『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』、ダニー・ボイル監督作品『サンシャイン 2057』に加え、過去10年間の内、米国で最も高い収益を上げたラブコメディ『クレイジー・リッチ!』のように、彼女の幅広いフィルモグラフィーには象徴的な役が並びます。

    ジェームズ・ガン監督作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス』に出演した後、デスティン・ダニエル・クレットン監督作品『シャン・チン/テン・リングスの伝説』で、ミシェル・ヨーはマーベルの世界へ復帰しました。最近では、ダニエルズ兄弟監督による『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でオスカーを受賞し、ゴールデングローブ賞とSAG賞、アカデミー賞主演女優賞を受賞しました。

    テレビシリーズでは、CBSの『スター・トレック ディスカバリー』シリーズにフィリッパ・ジョージャウ船長として出演したほか、Netflix作品『ウィッチャー』で主演を務めました。次回作には、ディズニープラスの『アメリカン・ボーン・チャイニーズ』のほか、脚本家・プロデューサーのブラッド・ファルチャックが手がけるNetflixシリーズ『The Brothers Sun(原題)』に出演予定です。その他、今後の出演作には、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』の続編や、ジョン・M・チュウ監督作品『ウィキッド』、ケネス・ブラナー監督作品『A Haunting In Venice(原題)』などが予定されています。

    2022年には、TIME誌の「アイコン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。また2016年に国連の親善大使に任命され、環境問題への意識向上や取り組む力の結集に力を注いでいます。

     

     

    ウーマン・イン・モーションについて

    ケリングは、女性に対するコミットメントや取り組みを、グループの優先事項の中心の一つに据えています。クリエイティビティこそが変革を生み出す最も強い力の一つであるものの、依然として男女間の不平等が顕著である芸術や文化の世界に「ウーマン・イン・モーション」プログラムは取り組んでいます。

    2015年、ケリングはカンヌ国際映画祭において、映画界の表舞台、そしてその裏側で活躍する女性たちに光を当てることを目的とし、「ウーマン・イン・モーション」を発足しました。以来、このプログラムは写真を始め、アート、デザイン、音楽、ダンスの分野にも活動の幅を広げています。「ウーマン・イン・モーション」アワードは、各分野で活躍する、インスピレーションを与えた人物や新たな女性の才能を表彰しています。また、トークイベントやポッドキャストでは、著名人がそれぞれの職業における女性の立場について意見を交換する機会を提供しています。

    過去9年間、「ウーマン・イン・モーション」は文化・芸術分野における女性の地位と評価について、考え方を変え、考察するためのプラットフォームとして選ばれてきました。

     

     

    ケリングについて

    ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー製品を扱うメゾンおよびケリング アイウエアを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドは、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(”Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。

     

     

     

    プレス窓口

    Press Kering HQ

    Emilie Gargatte | +33 (0)1 45 64 61 20 | emilie.gargatte@kering.com

    Eva Dalla Venezia | +33 (0)1 45 64 65 06 | eva.dallavenezia@kering.com

     

    株式会社ケリング ジャパン コミュニケーション&メディア

    産形利恵 | rie.ubukata@kering.com

    田村絵李 | eri.tamura@kering.com

     

     

     

     

     

     

    Photo credits: Michelle Watt / Trunk Archive

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