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自然環境は人類の歴史の中でかつてないほどの速度で破壊されており、現在100万以上の生物が絶滅の危機に瀕しています。自然環境の減少は社会全体に影響を与え、天然資源を利用するビジネスや企業にも大きな影響を及ぼします。このような状況をふまえ、ケリングはケンブリッジ大学のサステナビリティリーダーシップ研究所(CISL)と共に、ファッション業界の企業に向けて生物多様性戦略の立て方や、自然との関係性を見直しどのように変えていくべきかを先導する新しい入門書を発表しました。この入門書では、保全の階層と呼ばれる新しいアプローチ方法を利用し、自然に対する企業の影響を査定し、企業の自然との関わり合いについての決断方法について指南をし、最終的に気候および生物多様性への課題の戦略的対応を構築する8つの実用的のステップを設定しています。一例として、企業が生物多様性への影響を減らし、回復させるための緩和措置のポートフォリオを特定する方法についてのガイダンスを提供しています。
「生物多様性をサポートすることは、世界中の生産システムの安定とレジリエンスのためにも不可欠です」とケリングのチーフ・サステナビリティ・オフィサー兼国際機関渉外責任者を務めるマリー=クレール・ダヴーは述べています。「自然をサポートするために生物多様性についての企業戦略を採用し、同時により回復力のあるサプライチェーンの基盤を作ることが極めて重要です。」 CISLとの入門書では、ファッション業界に対し、生物多様性への影響と依存性への戦略をどのように伝えるのか、段階的に提言し、どこを優先するのかを説明しています。