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ケリングはアルル国際写真フェスティバルとのパートナーシップ5周年を祝し、「ウーマン・イン・モーション」プログラムが支援する数々のプロジェクトやイベントを通じて、女性写真家への支援を継続、拡大していきます。また、この記念すべき年に、ケリングはアルル国際写真フェスティバルとのパートナーシップを延長・強化し、主要パートナーとしてさらに5年間、本写真祭に参加することを発表しました。
2023年「ウーマン・イン・モーション」フォトグラフィー・アワードはホザンジェラ・ヘノーが受賞
2023年7月4日(火)、フランス・アルルの古代劇場で開催される最初のイブニングイベントで、ケリングとアルル国際写真フェスティバルは第5回「ウーマン・イン・モーション」フォトグラフィー・アワードをブラジル人写真家ホザンジェラ・ヘノーに授与します。ヘノーはこのイベントを訪れる約2,000人の来場者に向けて、自身の作品とキャリアを紹介する予定です。「ウーマン・イン・モーション」フォトグラフィー・アワードは、2019年の創設以来、毎年優れた写真家のキャリアを称え、2019年にスーザン・マイゼラス、2020年にサビーヌ・ヴァイス、2021年にリズ・ジョンソン・アルトゥール、2022年にはバベット・マンゴルトが同賞を受賞しています。
アルルのメカニック・ジェネラルでは『On the ruins of photography(原題)』と題したヘノーの個展が開催されます。この新しい展示は「ウーマン・イン・モーション」の支援を受け、マリア・アンジェリカ・メレンディがキュレーションを担当しています。
この展覧会はフランスでは初めてとなるヘノーに焦点を当てた大規模な個展ですが、ヘノーは2013年に、リオデジャネイロのブラジル国立図書館から盗まれた写真に関する作品で、アルル国際写真フェスティバルの歴史書賞を受賞しています。
「支配体制が過去とのつながりを消そうとする、あるいは操作しようとする方法」に興味を持つヘノーは、記録として保管された写真を素材として使い、アートのインスタレーションやフォトブックに変換しています。彼女の作品は、時間、忘却、そして記憶に影響を与える社会的・心理的な変化について、深く細やかに掘り下げています。
ホザンジェラ・ヘノーと録音した「ウーマン・イン・モーション」ポッドキャストの新しいエピソードは、7月3日のアルル国際写真フェスティバルの開幕と同時に配信されます。ケリングは2019年に、文化や芸術の世界で活躍する、最も説得力のある女性たちの声を伝えるポッドキャスト・シリーズを開始しました。エピソードすべてはフランス語または英語で、Apple Podcasts、SoundCloud、Spotify、Deezerで視聴可能です。
さらに、「ウーマン・イン・モーション」が支援する出版物のコレクションでは、ホザンジェラ・ヘノーとアルルで開かれる彼女の展覧会について文化界の第一人者が解説した新しい特別号を発行します。この出版物は、アルルでのプログラムの5周年を記念してケリングと雑誌“Fisheye”が発行するコレクターズ・エディションに加わるもので、フォトグラフィー・アワードの過去の受賞者をそれぞれ特集した4冊と合わせたボックスセットとして、創設以来の5人の受賞アーティスト全員にスポットを当てます。
アニエス・ヴァルダの展覧会『LA POINTE COURTE, FROM PHOTOGRAPHS TO FILM』を支援
「ウーマン・イン・モーション」は、キャロル・サンドランがキュレーターを、またInstitut pour la Photographieのエリサ・マグナーニがアシスタントを務める展覧会『La Pointe courte, des photographies au film』を支援します。
ロザリー・ヴァルダとCiné-Tamarisのチームの承認を得て制作されたこの展示は、アニエス・ヴァルダが1954年夏、映画『ラ・ポワント・クールト』の撮影前および撮影中に自身が撮影した写真で構成されており、アルル国際写真フェスティバルの期間中にサン=トロフィーム教会の回廊で公開される予定です。
アニエス・ヴァルダは、「ウーマン・イン・モーション」プログラムが生まれる要因となったすべてを象徴しています。2015年にカンヌで開催された第1回のプログラムからの中心人物であるヴァルダは折りに触れて、かつて経験したさまざまな闘いやフェミニズムについて、また思い描く解決策について、彼女らしい情熱と想像力を織り交ぜながら語り、常にこのプログラムにコミットし続けました。「ウーマン・イン・モーション」において、この展覧会はフランスの芸術的遺産において極めて重要な人物であるヴェルダを支持し続けるためのものと言えます。
マダム・フィガロ・アルル・フォトグラフィー・アワードの支援
ケリングは、2016年の賞の発足以来、「ウーマン・イン・モーション」プログラムを通じて協賛してきたマダム・
フィガロ・アルル・フォトグラフィー・アワードの支援を続け、協賛を更新します。
2023年のマダム・フィガロ・アルル・フォトグラフィー・アワードは、7月7日(金)、アルル国際写真フェスティバルの最終日の夜にアルルの古代劇場で、授賞式が行われます。同賞はアーティストのルー・ドワイヨンを委員長とするすばらしい審査委員会を魅了した、創造性豊かで大胆な才能を持つ新進気鋭の女性写真家へと贈られます。受賞者は、過去の受賞者と同様に、『マダム フィガロ』誌に写真シリーズが掲載されます。
これまで、ライラ・アブリル、パズ・エラスリス、ヴィクトリア・
ヴォイチェホヴスカ、エヴァンゲリア・クラニョッティ、イーサー・グバラ、アミーナ・カドゥスが同賞を受賞し、活力に満ちた、芸術への献身的なアプローチが高く評価されています。
ウーマン・イン・モーションについて
ケリングは、女性に対するコミットメントや取り組みを、グループの優先事項の中心の一つに据えています。クリエイティビティこそが変革を生み出す最も強い力の一つであるものの、依然として男女間の不平等が顕著である芸術や文化の世界に「ウーマン・イン・モーション」プログラムは取り組んでいます。
2015年、ケリングはカンヌ国際映画祭において、映画界の表舞台、そしてその裏側で活躍する女性たちに光を当てることを目的とし、「ウーマン・イン・モーション」を発足しました。以来、このプログラムは写真を始め、アート、デザイン、音楽、ダンスの分野にも活動の幅を広げています。「ウーマン・イン・モーション」アワードは、各分野で活躍する、インスピレーションを与えた人物や新たな女性の才能を表彰しています。また、トークイベントや
ポッドキャストでは、著名人がそれぞれの職業における女性の立場について意見を交換する機会を提供しています。
過去9年間、「ウーマン・イン・モーション」は文化・芸術分野における女性の地位と評価について、考え方を変え、考察するためのプラットフォームとして選ばれてきました。
アルル国際写真フェスティバルについて
アルル国際写真フェスティバルは1970年から毎年夏にフランス・アルル市で開催され、市内の様々な名所旧跡で開かれる展覧会を通じて、世界各地の写真文化遺産の支援に貢献するとともに、多面的な環境を通じて現代の創作活動を促しています。アーティストにとって真の文化的インキュベーターとして、アルル国際写真フェス
ティバルは毎年、写真創作の中心地となっています。同フェスティバルは毎年、200人以上のアーティストやキュレーターの作品を集め、特別にデザインされたセットを備える会場で35の展覧会を開き、作品を展示し、様々な領域が交わる場として、芸術の考察や実践を推進しています。また、高い見識を備えた一般の観客に向けて、トレンドを明らかにし、新しい道を切り開き、変化するイメージの在り様を探り、問いかけると同時に、世界の社会的・地理的多様性を反映したコンテンツを生み出しています。第54回アルル国際写真フェスティバルは、2023年7月3日から9月24日まで開催されます。
ケリングについて
ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー製品を扱うメゾンおよびケリング アイウエア、ケリング ボーテを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドは、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(” Empowering Imagination” )というケリングのシグネチャーに込められています。
プレス窓口
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アルル国際写真フェスティバル
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