デムナ

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デムナ

クリエイティブ・ディレクター

デムナは1981年3月25日、ジョージア(旧ソ連)のスフミにてジョージア人の父親とロシア人の母親のもとに生まれ、1993年、内戦から家族でトビリシに逃れました。2001年にトビリシ国立大学を卒業し、国際経済学の学位を取得。同年、両親と共にドイツのデュッセルドルフに移住しました。

ファッション業界で働きたいという希望を長年持ち続けたデムナは、アントワープ王立芸術アカデミーへ入学。2004年にITSコレクション・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2006年、同アカデミーのファッションデザイン学科修士課程を卒業。

2014年、パリのさまざまなメゾンで働いた後、デムナはファッションの本質である「服」に再び焦点を当てたいという思いから、自身のブランド「ヴェトモン」を立ち上げました。同年末には、パリで自身初のランウェイ・コレクションを発表し、高い評価を得ました。
2015年10月、バレンシアガのアーティスティック・ディレクターに就任し、クリストバル・バレンシアガのヘリテージを活かしながら、洋服にフォーカスした哲学をメゾンにもたらします。

2016年3月に発表されたデムナによるメゾンのファーストコレクションでは、リアリズムを中心とした大胆な新しい方向性を打ち出し、現代の実用的なワードローブをクリストバル・バレンシアガのオートクチュールのアティチュードが込められたモダンなワードローブへと変貌させました。2016年6月、バレンシアガ初となるメンズランウェイショーを開催。2018年にはメンズウェアとウェイメンズウェアのプレゼンテーションを統合させました。

2021年、バレンシアガはメゾンの創業者クリストバル・バレンシアガがアトリエを閉鎖した1968年以来となるクチュールコレクションを発表。高い評価を受けたデムナによるオートクチュールのデビューコレクションは、バレンシアガ氏がパリで最初にメゾンを設立したアドレスへの回帰を象徴する、ジョルジュ・サンク通り10番地にて再開したバレンシアガのクチュールサロンで発表されました。このオートクチュールの復活は、新しい時代にふさわしいクチュールを生み出すという使命のもと、新しく、自由なクリエイティビティに溢れたモードの到来を告げるものでした。

2017年以降、その革新的なアプローチにより、デムナはザ・ファッション・アワードで「インターナショナル・レディ・トゥ・ウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」、「アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」、
CFDAファッション・アワードで「インターナショナル・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」および「インターナショナル・ウィメンズ・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したほか、英国ファッション協議会より「クリエイティビティにおける変革のリーダー」、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出されました。