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私たちの取り組み

バレンシアガは、よりインクルーシブな職場を推進し、すべての人に機会を提供することに取り組んでいます。

私たちのインクルージョン&ダイバーシティ戦略には、「多様な雇用とインクルージョンの文化」、「啓発と教育」、「プロフェッショナルの育成」、「地域社会のサポート」という4つの柱があります。
 

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多様な雇用とインクルージョンの文化

グローバルブランドとして、バレンシアガは数々の多様な文化やコミュニティと関わっており、従業員もこの多様性を反映すべきであると考えています。そのため、あらゆるバックグラウンドや経験を有する優秀な人材を惹きつけ、維持できるよう、第三者のI&Dの専門家チームと協力し、採用プロセスにおける偏見や障壁を特定し、取り除いています。

 

マネージャーを対象に、より多様な人材を採用する方法に関するトレーニングを実施し行い、2023年までに、1,212時間以上をかけてにはバレンシアガ独自のインクルーシブ採用コースを実施し、取り組みを推進しています。。

 

バレンシアガは、採用プロセスにおいて革新的なアプローチを検討するよう、マーケットに促しています。例を挙げると、地域の学校や施設、団体(OXFAMとCARITAS)との定期的な協力のもと、失業中の人材や難民の雇用を行っています。

 

バレンシアガは、才能はどこにでもあると信じています。そのため、バレンシアガのデザインチームは、通常のインターンシップ・プログラムに加え、ファッション業界とのつながりが限られた、提携のファッション専門学校の学生1名を対象に、6ヶ月間の指導を行う初の奨学金プログラムを創設しました。

 

2020年の立ち上げ以来、Powered by Balenciagaはエストニア、メキシコ、インド、中国の提携ファッションプログラムから有望な学生を受け入れてきました。これまでに、このインターンシップを終了した2名の学生がデザインチームとの長期契約を結んでおり、Powered by Balenciagaによって、必要とされる新しい視点を手に入れています。

 

啓発と教育

バレンシアガは、教育や対話が変化を促す鍵になると考えています。そのため、企業の発展における多様性、公平性、インクルージョンの重要性や、さまざまな理念に取り組むことが不可欠であることを訴える啓発セッションを開催しています。(ジャーナリスト、アイーダ・トゥイリのインタビューシリーズを参照

 

マネージャーおよび社員は、I&Dの定義、偏見との闘い方、ガラスの天井を破ること、メンタルヘルスの計4つのインクルージョン&ダイバーシティコースを受講することが義務付けられています。2024年には、フィードバックとコーチングに特化したコースで、インクルーシブ・マネジメントの実践を加速させる新たなクラスを開講予定です。

 

マネージャーの100%と社員の80%がアンコンシャス・バイアスに関するトレーニングが開始以来、受講を修了を受講しています。このコースは現在、世界中のすべての従業員の必須学習パスに組み込まれています。

 

管理職と社員が仕事のバランスを感じられるようにすることは、インクルーシブな職場であるための鍵です。2023年、私たちはより良いワーク・ライフ・バランスへの道のりをサポートするため、eラーニング・コース「Rebalancing Mental Load」を開始しました。1ヶ月で75%の社員が本コースを修了しました。
これらの各プログラムはす、世界中の新人研修プロセスの一部となっています。ケリングの支援により、バレンシアガの社員は、インクルージョン&ダイバーシティに関する知識を深めるためのeラーニングも受講可能です。
 

 

育成

バレンシアガは、全社員に能力開発の機会を提供し、社員(特に女性)がプロフェッショナルとして成長できるよう、透明性のある昇進プロセスを実践しています。

 

私たちは、女性の昇進を支援することの重要性と、女性がキャリアでしばしば遭遇する障害を取り除く必要性を認識しています。バレンシアガは、女性社員が抱える課題や希望を認識するために、800回以上のコーチングによるキャリア面談を提供してきました。

 

また、成果に対して透明性を保つことに努めており、2023年、従業員および責任者の多数が女性で占められています。

- 全従業員の60%
- 責任者の61%
- エグゼクティブ・コミッティーの61%
- キャリア変更の内、51%が女性で、43%が昇進を果たしています。

 

私たちは社員に均等な機会を提供し、それを実現するためのツールやプロセス、対話をマネージャーと社員が気軽に利用できる文化を醸成しています。

 

2年目となる今年、より包括的な学習文化を育むため、仲間から学ぶことに焦点を当てたグローバル・ラーニングデーを開催しました。 イベントには、全地域と全部門から1,600人以上が参加しましたまた、部署異動のための、スキルアップやパフォーマンス評価に基づくリテールキャリアパスを導入しました。これまでに販売に携わる620名の社員が異動やキャリアアップの恩恵を受けています。

 

 

地域社会のサポート

バレンシアガは、いかなる差別にも反対し、不公正と闘う数々の団体を複数年にわたって資金援助やアドボカシーキャンペーンによって支援しています。

 

- 社会正義のために:OutRight International、Centre LGBTQI+ de Paris et d’Île de France
- デザインにおける多様性とメンターシップ:Share Africa

- 充分な教育を受けられない地域の学生のためのインターンシップ:ViensVoirMonTaf!

- 児童保護のために:National Children’s Alliance



私たちは、常に状況をさらに改善することができると考えています。そのため、社員の声をヒアリングする調査を通じて進捗状況を把握し、プログラムやサポートを調整しています。この取り組みにより、2つの重要なポイントで継続的に改善を重ねています。

 

- 差別のない環境で働いていると感じている従業員(81%)。
- 多様なバックグラウンドを持つ人材を雇用していると考えている(79%)。