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ケリングはサステナビリティに関する自らの取り組みをオープンソース化するという方針に基づき、動物福祉に関する新たな規定を公開します。本規定はグループのサプライチェーン全体における動物の扱いを検証し、また、その最適性を保証します。ケリングの動物福祉規定は、ラグジュアリーとファッション業界において動物福祉を保証する初の包括的な規定であり、業界の取り組みをより良い方向に転換するものです。
これについて、ケリングのチーフ・サステナビリティ・オフィサー兼国際機関渉外担当責任者を務めるマリー=クレール・ダヴーは次のように述べています。「動物福祉の改善は業界の急務であり、ケリングはファッション分野のグローバルなサプライチェーンにおいて、希少種から家畜を含むあらゆる動物に対する意識を高めます。フランソワ=アンリ・ピノーのビジョンに基づくケリングの新規定は、グループのサステナビリティに関する包括的アプローチへの深い関与と合致するものであり、サプライチェーンに属する動物はもちろん、それに関連する野生生物の保護や生物多様性の保存にいたるまで、より広い範囲を対象とするベストプラクティスを規定しています。私たちはサプライヤーをはじめ、ラグジュアリーやファッション業界におけるパートナー、ひいては飲食業界と緊密に連携し、共有するサプライチェーン全体でこの新規定を適用することで、私たちが社会として動物や自然を扱う方法を根本から改善していきます」
ケリングの動物福祉規定はグループのサプライチェーンに属する世界中のすべての動物を対象としています。このたびの規定の第一段階では、牛や子牛、羊、ヤギの生涯を通じた扱い方法の詳細はもとより、食肉処理に関するガイドラインも含んでいます。この規定は動物福祉の専門家や農家、畜産家、科学者、NGOからの協力を得て、3年間をかけて策定したものであり、最新の科学的研究と法律、比較基準、他分野のベストマネジメントプラクティスやガイドラインを根拠としています。
ケリングの規定は動物の管理に関する様々な要求を定めるため、業界全体でより広く適用されれば、世界各国における動物福祉の大幅な改善が期待できます。ケリングではまず、この規定を様々な地域の農家を対象に試験導入し、対象農家と連携してその後の実施を支援していきます。この動物福祉規定はブロンズとシルバー、ゴールドの3段階で構成され、重要なコンプライアンスへの明確なガイドラインを提供することにより、グループのサプライヤーが改善活動を継続できるように策定されています。エントリーレベルであるブロンズ・レベルは、ヨーロッパの法規制と同等あるいはそれ以上に相当する最低限の要求を定めています。事実、ケリングの動物福祉規定はEU(欧州連合)によるグッドプラクティスが国際的な規模で実施されていること、さらには、それにより、動物福祉に関する基準がほとんどあるいは全く設けられていない国々でもその持続可能性が改善されているという事実を評価しています。最上位のゴールド・レベルでは、業界を根本から変えるような“ベスト・イン・クラス” プラクティス、つまり最も効率の良い手法や活動を規定しています。そのなかには、肥育場や極端な集約農業の禁止による家畜のQOL改善や再生可能な牧草地の推進、人工栄養の供給よる世界的な人口増加に起因する
プレスリリース 2019.5.13 2/2 “食物競争”の防止、輸送に関する厳格な制限、家畜に対する福祉の確立、さらには、治療量以下の抗生物質の使用を禁止することで人の健康を脅かす抗菌薬耐性の不用意な上昇を防止する取り組みも含まれています。
ケリング動物福祉に関する規定をダウンロードするにはこちらをクリックしてください
※英語のみ
ケリングについて
ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱うメゾン、およびケリングアイウエアを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドはグッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ユリス・ナルダン、ジラール・ペルゴ。シグネチャーである、«empowering imaginationイマジネーションをその先へ»のとおり、ケリングは想像力を伸ばし、明日のラグジュアリーを創造することで、ブランドがその可能性を最もサステナブルな方法で実現するよう後押ししています。2018年には137億ユーロの売上高を達成し、グループ社員の数は年度末時点で35,000人に上ります。
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